経緯と概要
ある業務のスタート時に、一定のファイルを各フォルダ毎に用意し、そのファイル名を変更するといった事があります。以前は、フォルダに先にファイルをコピーし、各フォルダにてファイル名を変更するといった事を行っており、大変手間がかかっていました。
それから、一定のファイルを一括でファイル名の変更をしていましたが、それでも各フォルダにファイルをコピーする手間がありました。
今回は、Excelにて、フォルダにある一定のファイルを各フォルダに振り分けてコピーするマクロです。これまでのようにフォルダを開いたり閉じたりすることや、フォルダ毎にファイルを選ぶ必要がなくなり、業務効率が向上しました。
マクロの設定の説明
Functionの関数の引数は3つ
- フォルダの判定のキーワード(このマクロでは コピー先に振り分けれるように 契約書用 申請用 図面用 と入力しています。判定はB列の4行目から行っています。)
- 元のフォルダパスのセルのアドレスです。(このマクロでは D1に元のファイルのアドレスをいれています。)
- コピー先のフォルダパスのセルのアドレスです。(このマクロでは D3 J3 P3に各コピー先のアドレスを入力しています。)
マクロのデータについて
- A列4行目からB列27列目まで入っています。
- A列はD1にあるフォルダパスのファイル名を入力しています。
- B列はフォルダの振り分け先判定用です。
- 上書きの警告を表示するようにしていますが、「いいえ」を選択すると、それ以後の処理も止まります。